恒例の創作四字熟語 今年の最優秀作品はやっぱり……
生田大介2019年12月19日13時16分
https://www.asahi.com/articles/ASMDK3JF3MDKPLFA001.html
住友生命保険は17日、今年の世相を表す「創作四字熟語」の最優秀作品に、「国祭令和(こくさいれいわ)」を選んだと発表した。
新元号に変わり、国中がお祭りムードになった様子などを表現した。
審査員の歌人、俵万智さんは「もとの四字熟語『国際平和』につながる時代を期待したい」とコメントした。
優秀作品10編には、店内飲食と持ち帰りで消費税率が変わる「変幻税率(へんげんぜいりつ)」(軽減税率)、
ラグビー日本代表をたたえた「一心桜体(いっしんおうたい)」(一心同体)、
相次ぐ高齢ドライバーの事故にちなんだ「考齢運転(こうれいうんてん)」(高齢運転)などが選ばれた。
実際の熟語をもとに考える創作四字熟語は1990年に始まり、今年30回目。
この日は私立上宮高校(大阪市)の書道パフォーマンス部の部員15人が、縦3メートル、幅計13メートルの3枚の紙に、
30年間の最優秀作品を大きな筆で書き上げた。
今年は9〜11月に作品を募集し、全国から約1万9千件の応募があった。(生田大介)