自分を好きになる方法?うつ病と異性装(女装・男装)
自分を忘れられる
異性装をしている時の自分は、自分であって自分でありません。
著者が異性装を始めたときには高校を卒業していましたが、異性の学生服を着用していました。
性別だけではなく、年齢も装ったのです。
うつになると、自分も見失うほどに様々な事が手につかなくなります。
それでも周りからは「彼氏」「女友達」「上司」「親」など今まで自分の役割を強要され
なによりも自分自信が「過去の自分と同じような振る舞い」を求めます。
そんな中で異性装をすると、その全ての役割を忘れることが出来るのです。
自分と性別も年齢も違う人物を装い、自分の役割を全て忘れる時間がとれたことで
それ以外の時間に自分の役割に戻ってくることが出来るようになりました。
真面目で冴えない社会人であった自分は、ウィッグ(かつら)を被り学生服で異性装をしているときだけ
自分が大好きな「アニメに出てくるような美しい異性」になれたのです。
鏡を見たときの興奮は今でも鮮明に覚えています。
美しくなる
異性装にはまるまでは、自分の外見にコンプレックスしかありませんでした。
「鏡を見るのも怖い」という方も居ると思います。
ですが異性装をしていると、鏡を見るのが楽しいとさえ思えるようになりました。
著者の場合外見コンプレックスは「自己嫌悪」からきており
自分である限りどんな服装やおしゃれをしても変えられるものではありませんでした。
しかし異性装であれば鏡に映るのは自分ではありません。
異性愛者である著者にとって、美しい異性はいつまででも見ていたい存在でした。
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