年収400万あれば若者はクルマを買う? 4割が前向き、ネット調査で明らかに
同年収なら未婚者より既婚者のほうが前向きに
年収400万あれば自家用車の購入に前向きな若者は、約4割いることが明らかになりました。
三井住友銀行グループのSMBCコンシューマーファイナンス(東京都中央区)が2017年10月初頭、
20代の男女1000人を対象に「20代の金銭感覚の意識調査」と題し、インターネット上で調査した結果
によるものです。
それによると、自家用車について、「所有しよう(購入しよう)と思える年収(世帯年収)は?」という設
問に対し、年収400万円以下との回答が39.2%(累積比率。それ以下の額面とした回答も算入した、
全体に対する割合)、年収500万円以下の回答は55.6%になったとのことです。
以降、年収の額面が上がるのに比例し、購入したいとする回答も増え、年収1000万以上あれば購入
したいとする割合は80.4%に達しました。残りの19.6%は、年収がどんなに多くても購入したいと思わ
ない人の割合になります。
また、上記のように全体の4割を占める「年収400万円あれば自家用車を購入したい」という人の内訳
は、男性32%に対し女性46.4%と女性のほうが多く、未婚者(サンプル数822人)で36.9%だったのに
対し、既婚者(サンプル数178)では49.5%となっています。同じ世帯年収で比較した場合、男性より
女性が、未婚者よりも既婚者のほうが、車の購入に前向きであるという結果になりました。
なお今回の調査は全国を対象とし、有効回答から男女比、20代前半・後半比が均等になるように抽
出した1000サンプルによるものとのことです。調査内容は上述のほか、お小遣い額や電子マネーの
利用、使いみち、結婚にまつわることなど、金銭感覚に関し多岐にわたる項目が並びます。
https://trafficnews.jp/post/79150