米「あらゆる能力」で日本防衛に関与…共同発表
2017年08月18日 10時20分
【ワシントン=今井隆、上村健太】
日米両政府は17日午前(日本時間17日夜)、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)をワシントンで開き、同盟強化によって
北朝鮮の脅威を抑止する方針で一致し、日本の役割拡大を明確化した。
北朝鮮の非核化に向けて実効的な圧力をかけ続けることも確認した。
2プラス2は2015年4月以来で、トランプ政権発足後では初めて。
日本側は河野外相と小野寺防衛相、米側はティラーソン国務長官とマティス国防長官が出席し、約3時間行われた。
共同発表では、米国が「核の傘」を含め「あらゆる能力」で日本の防衛に関与することを再確認した。
協議後の共同記者会見で、マティス氏は北朝鮮が日本や米領グアムなどへのミサイル攻撃に踏み切れば、「すぐに撃ち落とすための行動を取る」と表明。
ティラーソン氏も「北朝鮮の脅威に対し、軍の即応体制を確保する」と語った。
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170818-OYT1T50052.html