1 [Φ|(|´|Д|`|)|🌀] BBxed!!番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (フリッテル MM6e-MNVZ)2017/05/09(火) 14:08:32.01ID:Nst8ZkqfM●?2BP(2001)
親が育てられない赤ちゃんを匿名で預け入れる国内唯一の施設「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)は10日、運用開始から10年となる。
構想段階から賛否を巡る論争が続く中、2015年度までの9年間に125人の命が託された。
設置主体の慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長は9日午後、市内で記者会見し
「(妊娠・出産を)人に知られたくない人に、安心して赤ちゃんを預けてもらいたいと思って始めた。
赤ちゃんの命を守るという点で役目を果たせた」と述べた。
運用開始は07年5月10日。
捨てられる命を救うとの理念に対し、安易な育児放棄を懸念する声が出た。
第1次政権当時の安倍晋三首相が「大変抵抗を感じる」と述べるなど、国も距離を置いた。
市の検証報告書によると、125人は、生後1カ月未満の新生児104人、1年未満の乳児14人、1年以上の幼児7人の男女。
父母らの居住地は、北海道1人、東北3人、関東22人、中部11人、近畿10人、中国8人、四国1人、九州39人、国外1人、不明29人。
預け入れは近年、年10人程度で推移し、虐待が疑われるケースはなかったが、29人は治療が必要だった。
預けた理由(複数回答)は多い順に「生活困窮」32件、「未婚」27件、「世間体・戸籍」24件など。
母親の年齢では20代が36%と最も多い。30代が約22%と続き、10代も12%と少なくない。
預け入れ後の行き先は、13年度末時点の101人の調査で、乳児院など施設30人、
特別養子縁組29人、里親19人、元の家庭18人、その他5人だった。
2月には神戸市の助産院による後に続く動きが明らかになったが、同市が求めた医師の常駐が難しく、見送られた。
慈恵病院は24時間体制の妊娠相談にも力を入れ、16年度の相談件数は6565件と過去最多だった。ゆりかごの16年度の運用状況は、熊本市が5月下旬ごろ公表の予定。
http://www.sankei.com/smp/west/news/170509/wst1705090024-s1.html