IP表示は荒らし対策じゃなくて詐欺業者の餌場作りだろうにw
貸出商法の流れ
1.まずはオーディオ誌に広告を出し、評論家先生に褒めていただく
さらには何とか賞も自動的にゲット
2.耳と判断力が衰えたお爺ちゃんは、毎月購読しているオーディオ誌で
見事賞を獲得していることを知り「これはすごく良い音がするケーブルみたい!」
とまんまに撒き餌に引っかかる
3.お爺ちゃんは日頃贔屓(カモにされてるだけ)にしているオーディオショップに足を運び
「今年、賞を獲ったあのケーブルなんだけど、どう?」
ショップの店員「すごいですよ。音の違いが判る○○さんのシステムにぴったりかも。
じゃぁちょっと貸し出しますんで試聴してみます?」
4.お爺ちゃん、嬉々として試聴用の貸出ケーブルを自宅の仏壇色のアンプに繋いで
お気に入りの弦楽四重奏を再生。期待感全開のプラセボで
「さすが何とか賞だけのことはある!音の粒ぞろいが全然違うわいな!」
5.買う気満々で貸出ケーブルを返しに行きつけのショップへ。
店員「どうでしたか?やっぱり耳の肥えた○○さんには一発で判りますよね。
このケーブルのスゴさ。」
6.お爺ちゃん「もちろんワシの耳に狂いは無い。これちょうだい。ばぁちゃんには内緒だけどね。」
店員「お買い上げありがとーございましたー!」
「ケーブルで音は変わらない」を証明する難しさ・・・「悪魔の証明」とは何なのか
悪魔の証明は、分野によって若干意味合いが異なりますが、一般に、法律の分野
では訴訟において、「〜していないこと」、「〜が存在しないこと」のように、事実の
不存在の立証が求められる場面を、悪魔の証明と呼ぶことがあります。
なぜ、悪魔の証明と呼ばれるかというと、「〜していないこと」、「〜が存在しないこと」
の証明は、そもそも不可能に近いことが多いからです。
例として、「ケーブルによる音の変化を人間は聴き分け出来る」という主張は、
ABXブラインドテストで1回でも聴き分けにすれば、立証に成功します。
しかし、「ケーブルによる音の変化を人間は聴き分け出来ない」ということを立証しようとすれば、
(1)世界中の人間全員を対象に、(2)すべてのオーディオケーブルのジャンルの全製品を使って
ABXブラインドテストを実施したが一人も聴き分けが出来なかった、ことを立証しなければなりません。
A「ケーブルによる音の変化を人間は聴き分け出来る」という事実存在の立証と、
B「ケーブルによる音の変化を人間は聴き分け出来ない」という事実不存在の立証では、
難易度が天と地ほど異なります。
中世ヨーロッパのローマ法の下での法学者らが、土地や物品等の所有権が誰に帰属
するのか過去に遡って証明することの困難さ「悪魔」と、比喩的に表現した言葉が由来
とされています。
A「ケーブルによる音の変化を人間は聴き分け出来る」という事実存在の立証は、誰か
一人でもABXブラインドテストで1回でも聴き分けにすれば、立証に成功します。
過去に様々なテストも行われており、海外のサイトでも多く紹介されていますが、残念
ながら未だに成功事例はありません。