1 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:23:36.140
けど、読書感想文は書けなかったので、メモを貼る
2 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:24:12.190
【第一章】
135億年前 物理学 化学
38億年前 生物学
7万年前 歴史
認知革命、農業革命、科学革命
種(交配して子孫を残せる)→属→科
ホモ・サピエンスはホモ属の1つ
他にもたくさんあった
10万年前は6種の人類(ホモ属の種)がいた
脳の巨大化の理由は不明
脳は消費エネルギーが多く、サバンナの生き残り戦略としては不適
直立歩行
手を使って道具を生み出す
腰回りが細くなる→出産が困難に→早産化→未熟な赤子→社会生活の必要性
ホモ属は食物連鎖の中ほど→捕食された動物の骨の骨髄を啜っていた
ホモ・サピエンスの台頭→一気に食物連鎖の頂点へ→急激すぎて残忍化
火の利用→調理→短い腸→大きな脳(消費エネルギー)
東アフリカのホモ・サピエンスが他の地域へ進出
→他の人類と遭遇→交雑説と交代説
交雑説→種の違いが人種の違いに?
ただし他種と交配したとしても、極稀でありサピエンス以外は絶滅
他の人類はどこに行ったか?徐々に減った?虐殺?
もし他の人類が今も生き残って共生していたとしたら?
【第二章】
15万年前〜7万年前のホモ・サピエンスは他種と比較して普通
7〜3万年前に認知革命
→遺伝子の突然変異
→急激な世界征服
複雑な言語機能→膨大な情報、噂話、虚構→150人以上の集団性
チンパンジーは50頭が限界
噂話は150頭が限界
虚構(神話、国家、宗教、法律、正義、経済、会社)により数万、数億の集団
原始的な精霊も、現代の資本主義も虚構という意味では同じ
虚構(神話、物語)は変更できる
→現実も変更できる
→進化が遺伝子の突然変異と環境圧力に制限されなくなった
虚構により交易、協力
→ホモ・サピエンスはフィジカルに優れたネアンデルタール人を圧倒
認知革命以前→遺伝子(の変異)→生物学
認知革命以後→物語(の変更)→歴史
3 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:24:33.920
【第三章】
ホモ・サピエンスは基本的に狩猟採集民
農耕(農業革命)が始まったのはわずか1万2千年前
慢性的な飢餓、集団的父権制→現代社会とは相容れない
×石器時代○木器時代
狩猟採集民は人工物が多く持たない
→人工遺物からは当時の生活を推測できない
→現代の狩猟採集社会から推測する(条件はかなり異なるので注意が必要)
古代狩猟採集社会は多様(認知革命による多様な虚構に基づく)
→一般論は難しい
狩猟採集集団の構成員はほぼ全てが人類
→現代のように家畜はいない、ただし犬だけは例外として構成員となっていた
集団内の結束は固い
別の集団との交流は少ない(交易も贅沢品のみ)
集団は食べ物を求めて移動し続ける
資源が豊富な海沿い川沿いには定住する集団も(漁村の誕生)
歴史上、知識、技能、身体感覚にもっとも優れた人類
→現代人は「愚か者のニッチ」
狩りは3日に1回、採集は毎日3時間〜6時間
農耕民よりも体格が良く寿命が長い
狩猟民は多様なものを食べる、農耕民は食べ物が偏りがち
特定の食材に頼らず、移動も可能なので、自然災害の影響も、農耕民に比べて狩猟採集民の方が少ない
家畜がいないので、疫病の可能性も低い
少数で移動しているので、感染症の広がりも少ない
「原初の豊かな社会」
精神世界→おそらくアニミズム(ということくらいしか言えない)
→当時の宗教、物語、社会政治は推測しかできない
遺骨の状態から、暴力で殺された人もいる(ただし頻度、程度は不明)
【第四章】
世界は海で隔てられていた
→ホモ・サピエンスがオーストラリアへ
→オーストラリアの生態系が激変
→大型動物の九割が絶滅
@大型動物は繁殖期間が長い→1頭死ぬと影響が大きい
突然現れたホモ・サピエンスに対する警戒心が無い
Aホモ・サピエンスは焼畑農業を行っていた
→生態系が激変、新たな環境に弱い生き物は絶滅
Bホモ・サピエンスの上陸とともに気候変動があった
→2つの驚異に対して同時に対応するのは難しく、絶滅
動物性脂肪(マンモス、トナカイ)を追って、防寒具を発達させ北へ
→シベリアから地続きのアラスカへ
→その後、2000年でアメリカ大陸全土に広がる
→アメリカ大陸の生物の大半が絶滅
ホモ・サピエンス→生物の絶滅
4 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:25:27.760
【第五章】
農業革命(栽培と家畜)
人類の知能が上がったから農業を始めたわけではない
(狩猟採集時代から知識はあった)
狩猟採集生活より、農耕生活の方が満足度の低い生活
飢えや病気の可能性が高い、階級が生まれ平均的な農耕民は働きよりも見返りは少ない→農業革命は史上最大の詐欺
→ホモ・サピエンスが小麦、稲、ジャガイモに家畜化された
【農業革命のデメリット】
労働時間の増加、身体の疾患(ヘルニア、関節炎)
定住の必要性→疫病の増加
穀物を主食に→栄養バランスが悪い、内臓や歯への負担が増加
一つの種に依存→飢饉での餓死の可能性が増加
畑、家、穀倉の所有→争いの増加(成人男性の大部分が暴力による死?)
(狩猟採集民は移動可能だが、農耕民は避難すると全てを失うため戦いがち)
【農業革命のメリット】
単位面積あたりの食料の増加
→人口増加→ホモ・サピエンスという種全体の反映
※ただし、個々人の生活水準は低下
食糧生産が増えたが、人口増加により消費増大と相殺
→食糧不足で子どもたちの死亡率は増加
→ホモ・サピエンスの生活満足度は低下
贅沢品は必需品になり、新たな義務を生じさせる
狩猟採集時代には後戻りできない
神殿の建設のための労働力を賄うために、農業が始まったという説も
牛豚鶏羊の家畜化
→ホモ・サピエンスにとって都合の良い従順な個体のみ生き延びさせる 家畜化し、管理される動物
→人類も牛も、農業革命によって、種としては繁栄したが、個としての幸福は…
【第六章】
紀元前1万年 500〜800万人の狩猟採集民
1世紀 100〜200万人の狩猟採集民と2億5千万人の農耕民
農耕に適した2%の地表に、人工的な「島」
未来(不作の年)に対する不安→蓄え
9割の農耕民の余剰作物で暮らす1割のエリート層(役人、兵士、聖職者、芸術家)
→歴史はエリート層が作る
狩猟採集民が共有する神話(虚構)は500人程度
→古代エジプト、ローマ帝国、中国の王朝は数百万の臣民
ハムラビ法典もアメリカ独立宣言も「想像上の秩序」
→これを信じれば多数の人間が効果的に協力できる
(人口の大部分、エリート層の大部分が信じていなければ秩序は保てない)
想像上の秩序は物質的世界に埋め込まれている
子供の人権(想像上の概念)→子供のための個室(物質的)
想像上の秩序は私達の欲望を形作る
→個人的欲望すら想像上の秩序(例えばロマン主義、消費主義、人間至上主義)からは逃れられない
想像上の秩序は共同主観的
→国家、法律、貨幣は存在しないが、数十億人が信じている
誰か1人が信じなくなっても影響は無い
→ある「共同主観的な想像上の秩序」から逃れるためには、新しいより強力な「共同主観的な想像上の秩序」が必要
→脱出不能の監獄
5 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:25:52.430
【第七章】
ゲノムにコード化されていない情報
大量の数理データ(税、負債、資産)
→脳の限界
→シュメール人が書記を発明
インカ人のキープ(結縄)
人間の脳:自由連想、網羅的、完全な書記体系
書記:分類と官僚制、不完全な書記体系
世界でもっとも有力な言語(不完全な書記体系)
→アラビア数字
概念を含めて全てを数字に翻訳
→コンピュータ処理の二進法の書記体系
→新しい知能、人工知能へ
【第八章】
生物学的には大規模ネットワークは作れない
→「想像上の秩序」と「書記」を発明して、大規模ネットワークを構築
大規模ネットワークの維持のための「差別」
→自由人と奴隷、白人と黒人、男性と女性、金持ちと貧者
→全て虚構、想像上のヒエラルキー
生物学的にも論理的にも根拠は無い(が、支配層は根拠があると主張する)
●差別の悪循環
偶然の歴史上の出来事→白人による黒人の支配→差別的な法律→黒人の貧困と教育の不足→文化的偏見→(差別的な法律や貧困や教育格差にフィードバック)
不正な差別は時とともに強化される
格差は広がっていく
「生物学的作用は可能にし、文化は禁じる」
文化は不自然なこと(神学的には『自然を創造した神の意図に一致しない』)を禁じるが、可能なことは全て自然なこと
・メス=生物学的=セックス=古代と現代で変わらない
染色体、子宮の有無、母乳を出せる
・女性=文化的=ジェンダー=古代と現代で変わる
投票権を始めとした権利、職業の自由、識字率
男女の格差だけは、地域を問わず同じ(男性優位の家父長制)
→理由は不明
@筋力説→却下 権力は筋力で決まらない
A攻撃性説→却下 政治家、権力者、指揮官には攻撃性よりも、組織力、協力、温厚さ、寛大さが必要(一般的には女性の方が優れていると言われている)
B生存戦略説
男性は女性を孕ませることができる攻撃性を持った遺伝子が選択的に残った
女性は出産、子育て中に養ってくれる男性が必要→男性に従順な遺伝子が選択的に残った(権力を求める野心家な女性は遺伝子を残せなかった)
→却下 多くの動物種では競争的な男性と他社に依存する女性の間では家母長制となる メスは他社の助けが必要なので、社会的技能を発達させ、ネットワークを構築し、支配する
ホモ・サピエンスは協力が必要な種にも関わらず、男性優位が普遍的である理由は分かっていない
6 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:26:28.990
【第九章】
人工的な本能のネットワーク→文化
文化の矛盾→絶えず変化
平等と自由は矛盾
自由→不平等
平等→不自由
矛盾(思考、概念、価値観の不協和音)→認知的不協和→文化
歴史は統一に向かって進み続ける
地球上には数千の社会があった→今は同一の地政学、科学、経済、法律
三つの普遍的な秩序(人類の統一)
経済的→貨幣
政治的→帝国
宗教的→普遍的宗教
【第十章】
宗教を超えた価値:貨幣
狩猟採集、初期の農耕→規模が小さく、自給自足→他の集団との物々交換
都市、王国→職業の専門化→専門家同士の交換の管理→貨幣(普遍的な交換媒体)
富を交換、保存、運搬→複雑な商業ネットワークと活発な市場
もっとも普遍的で、もっとも効率的な、相互信頼の制度
貨幣に対する信頼が無い時代は貨幣自体に本質的な価値を持たせる(大麦貨幣)
本質的価値を欠く貨幣へ 銀貨等
全世界が言語、国家の法律、文化、信仰、習慣、性別、人種、年齢、性的指向を超えて信頼する唯一のもの
貨幣の普遍的転換性(何にでも替えられる)と普遍的信頼性(いつ誰とでも)
人間の価値や親密な関係を損なう邪悪な面も
7 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:28:08.460
【第十一章】
帝国の条件
@文化的多様性(複数の民族を支配下に置く)
A領土の柔軟性(境界の変更、拡大、無尽の欲)
※統治形態、領土の広さ、人口は無関係
帝国に対する現代的な批判
@機能しない、他民族を支配下に置くことは不可能
→過去2500年もっとも一般的な政治組織、安定した統治形態
統治すれば民族固有の文化は消え去り、ある帝国が倒れても、別の帝国ができる
A上記が可能だとしても、すべきではない
民族自決の原則、帝国は破壊と搾取の原動力
→人類の文化(芸術、哲学、道義、慈善)の大半は帝国が作ったもの
帝国は包括的網羅的傾向を持つ
→被支配者への福祉の責任
帝国の優れた文化、教養を被支配者まで広める道義的義務(を感じている)
人類の文化から帝国主義を取り除くことは出来ない(何も残らない)→新しいグローバル帝国へ
【第十二章】
人類を統一する三要素…貨幣、帝国、宗教
宗教:超人間的な秩序の信奉に基づく、人間の規範と価値観の制度
@普遍的な超人間的秩序A宣教の必要性
※古代の宗教は局所的、宣教は行わない
狩猟採集民…野生動植物はホモ・サピエンスと同等
農耕民…動植物は資産
古代神話:ホモ・サピエンスの動植物への支配権と神々への献身
アニミズムの精霊→多神教の神々
多神教
至高の神的存在→関心や偏見が無い→人間の欲望、不安に無頓着→祈っても無意味
力が限られた多数の神→えこひいきをする→祈る価値がある
多神教は異教徒に寛容
多神教の中の「自分の神」を絶対視→一神教へ
ユダヤ教→局地的一神教
キリスト教→全世界へ宣教
一神教は熱狂的かつ排他的→異教徒は偽り→暴力
「悪の存在」
二元論:善と悪の戦い→唯一神の秩序の毀損
一神論:唯一神の全能性を認めつつ、悪の存在も認める矛盾
二元論的悪魔、多神論的聖人、アニミズム的精霊→混合主義
一神教:神は存在する、神は私に何を欲するか
仏教:苦しみは存在する、それからどう逃れるか?(渇愛を捨てる)
→涅槃の境地には達しない→菩薩や仏を信仰
自由主義、共産主義、資本主義、国民主義、ナチズム→全て宗教
人間至上主義→ホモ・サピエンスを崇拝
自由主義的人間至上主義→人間性は個人的なもの、各個人の自由を守る
社会主義的人間至上主義→人間性は集合的なもの、種の中の平等を守る
進化論的人間至上主義→人間性は進化も退化もする、退化しないよう、進化を促す(ナチズム)
バイオテクノロジーは新たなナチズム?
8 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:28:47.700
【第十三章】
多数の小さな文化→少数の大きな文化→単一のグローバル社会
「なぜ」このような世界になったか?
→歴史は決定論では説明できない、二次のカオス系
→現在の状況は必然ではない、もっと多くの可能性があった
ミーム学
文化は精神的な寄生体、人間は宿主
歴史のダイナミズムは人類の境遇の向上に向けられてはいない
(人類にその力は無い)
【第十四章】
過去500年で人口は14倍、生産量は240倍、エネルギー消費は115倍
1500年ごろまで:社会秩序の維持のための既存の能力の維持
科学革命のフィードバックループ
研究→力→資源→研究→…
a進んで無知を認める意志
b観察と数学の中心性
c新しい力の獲得
科学に対する信奉(矛盾)
物語から数学的形式へ
統計学 スコットランドの未亡人
科学→テクノロジー→力
かつては科学と軍事は別物だった
科学研究への資本投下は科学的には決まらない
経済的、政治的、宗教的なイデオロギーで決まる
9 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:29:05.670
【第十五章】
科学革命と帝国主義
15世紀末からヨーロッパの台頭、20世紀以降、ヨーロッパの時代
空白の多い世界地図→無知を認める
コロンブスとアメリゴ・ヴェスプッチの違い
アメリカ大陸の発見、征服→科学の発展
ヨーロッパ人が勝っていたのは(テクノロジーではなく)「野心」
無知の自覚と未知の状況への対処
アステカ帝国、インカ帝国、オスマントルコ、ペルシャ、インド、中国
→外部に興味を持たなかった、全て知っていると思っていた、世界は自分を中心に回っていると思っていた
征服→搾取ではなく、利他的な援助、進歩、白人の責務
科学の力での征服→功罪両方多くある
【第十六章】
【近代以前】将来を信頼しない→信用が発生しない→経済成長が遅い→将来を信頼しない→以下ループ
【近代以後】将来を信頼→信用の発生→経済成長が速い→将来を信頼→以下ループ
科学革命→進歩するという確信→将来への信頼→経済成長
アダム・スミス「起業家の利益を増すことが、全体の富の増加と繁栄の基本」
利己主義=利他主義
生産利益は生産増加のために再投資
資本主義という宗教と近代科学の相補性
スペインからコロンブスへの投資
オランダ東インド会社
フランスミシシッピバブル
イギリス東インド会社
資本主義(株式会社)と帝国の絆
自由至上主義「なにもするな」
→強欲と冷淡な無関心→奴隷貿易
倫理観の欠如
→コンゴ自由国
10 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:29:28.330
【第十七章】
産業革命:ある種のエネルギーを別種のエネルギーに変換
熱を運動に、質量を爆弾に
(変換する知識さえあれば)エネルギーは実質的に無限
産業革命=第二次農業革命
農業/畜産の工業化
→かつては90%が農民、現在は2%が農民
→余った人手が多様で多量な製品を製造
→供給が需要を上回る
→消費主義
【かつて】
貴族が浪費、庶民は倹約
【現在】
資本家は資産を管理/再投資、庶民は浪費
資本主義と消費主義の戒律
富めるものは「投資せよ」
それ以外は「買え」
信奉者が戒律を遵守する史上初の宗教
【第十八章】
自然破壊ではなく、自然変更→人類が滅亡してもゴキブリとネズミが繁栄する
産業革命による時間認識の変化
→職場が時間で管理される
→商店や公共交通機関も時間で管理
かつてのコミュニティ
→福祉、医療、教育、建設、労組、年金、保険、メディア、銀行、警察の機能を持っていた(帝国、王国は大きな用心棒組織)
ここ二世紀の間にコミュニティは崩壊し、市場と国家が取って代わる
→個人主義
【近代以前】強い家族とコミュニティ→弱い国家と市場→弱い個人→強い家族とコミュニティ(以下ループ
【近代以後】弱い家族とコミュニティ→強い国家と市場→強い個人→弱い家族とコミュニティ(以下ループ
想像上のコミュニティ
国家→国民神話
消費者部族→同じ消費傾向
変化し続ける近代社会の秩序
→しかし、ここ70年は概ね平和(暴力の減少、戦争の減少)
核兵器の脅威→戦争の代償が大きい(自殺行為)
領土の略奪が富の接収に繋がらない(シリコンバレーの頭脳たち)→戦争の利益が少ない
対外投資、対外貿易による利益の拡大→平和の経済メリットが大きい
平和を好む政治文化、戦争を回避する指導者
核兵器の脅威→平和主義→経済交流→国際関係の緊密さ→国家の独立性が弱まる→世界帝国→世界平和
11 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:29:44.460
【第十九章】
文明(経済成長、自立)は人間を幸せにしたか?
・悲惨な状況を回避し、願望を叶えるために進歩したから当然幸せになった派
・狩猟採集→農業→工業
能力を高めるほど人間本来の性向や本能を発揮できなくなって不幸になった派
・科学革命以降の150年前から幸福になった派
幸福を図る方法→アンケート
富は一定までは幸福度を上げるが、一定以上になると上がらない
病気は短期的には幸福度を下げるが、悪化しない慢性病は長期的に見れば幸福度を下げない
家族やコミュニティ→幸福度と相関関係がある
過去二世紀のコミュニティの崩壊→幸福度を下げた?
幸福度は客観的条件と主観的期待の相関関係で決まる
苦痛の軽減、快楽の期待が高まる→不便や不快に対する耐性が無くなる→苦痛を感じる
マスメディア、広告、インターネットで最先進国の状況が見れる→不満
幸福感は体内の生化学システム(ホルモンと電気信号)で感じる
→幸福感の水準を一定に保つようにプログラミングされている
→快楽も不幸も慣れる
人間の生化学的特性は変わっていない→歴史上の出来事は人間の幸福に無関係
ディストピア「すばらしい新世界」→幸福をコントロール
中世の死後に永遠の幸福という集団的妄想→有意義な人生という自己欺瞞→幸福
科学的視点で見ると人生に意義は無い
仏教:感情は一時的なもの→幸せを求めない
【第二十章】
自然選択→知的設計(遺伝子操作)
技術的障害は無い、倫理も政治も止められない
特異点(シンギュラリティ)後の超ホモ・サピエンス
人間の意識とアイデンティティの変化
ギルガメッシュプロジェクト
「私達は何を望みたいのか?」
12名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:32:08.500
あのギャグ本かw
13名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:34:08.360
大人なら誰でも知ってるような内容だな
14名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:35:46.970
なんか普通だな
読む必要ないだろう
15名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:38:43.820
てめぇの日記帳にでも書いとけよ
16名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:42:13.020
10行ぐらいにまとめて
17名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:43:56.160
長文でよくもまあ
18名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:44:26.470
2冊に分けて書く内容か
19名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:45:30.100
20 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 12:52:23.200
>>16
人類の歴史はいろいろあったけど、人類は幸せにも不幸せにもなっていない 21名無し募集中。。。2019/05/11(土) 12:59:59.080
書店でパラパラ眺めたけど大したこと書いてなかった
22名無し募集中。。。2019/05/11(土) 13:35:05.180
日本人とチベット人だけの遺伝子が古く争いを好まないというのが興味深い
中国韓国と外交が上手くいかないのは遺伝子が欧米化されているからとか
しかし遺伝子が古い少数派ということは根絶やしに殺されるともおもうけど
23バーニングファイヤー林檎。。。2019/05/11(土) 15:16:21.880
24名無し募集中。。。2019/05/11(土) 15:24:20.090
文明史的なのって一時的に持て囃されるけど
半世紀もするとほとんど忘れ去られるよな
25名無し募集中。。。2019/05/11(土) 15:36:38.480
真意がわからないように書いてあるなら読まなくてもいいな
26バーニングファイヤー林檎。。。2019/05/11(土) 16:09:27.220
わからないように書いてんじゃなくて
馬鹿だから読めないだけ
27名無し募集中。。。2019/05/11(土) 16:14:12.200
読めないなら読む必要ないね
28バーニングファイヤー林檎。。。2019/05/11(土) 16:15:13.390
馬鹿は読書しても馬鹿なままだから
それでいいんじゃね?笑
29名無し募集中。。。2019/05/11(土) 16:16:37.920
似たようなので銃病原菌鉄ってのもなんにも中身がなくてくだらなかった
30名無し募集中。。。2019/05/11(土) 16:19:15.510
前編の中盤くらいまではホント楽しかった
後編どうなん?
31 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 16:26:39.090
ぶっちゃけ最初の方が面白かったかな
でも、19章からもなかなか
32名無し募集中。。。2019/05/11(土) 16:28:42.430
市民図書館の世界史の書架に行けばもっと面白い本が腐るほど、でもないが、置いてある
33 【中国電 - %】 ◆fveg1grntk 2019/05/11(土) 17:00:05.550
まぁこの本をきっかけとしてね
34名無し募集中。。。2019/05/11(土) 17:03:56.160
くだらない本だな
フランシスフクヤマの歴史の終わりなみの内容のない本だ
35名無し募集中。。。2019/05/11(土) 17:13:21.780
わかりやすく書かれてあるから面白い
36名無し募集中。。。2019/05/11(土) 18:04:08.180
1 人間が狩猟採集民として大陸に到達したとたん動物が大量絶滅
人間は実際すごいがん細胞である
2 農業革命は全然庶民は幸せになってない 搾取されてるだけ
食べ物も偏るし天候が悪化したら大量餓死
結局動物も家畜化だけど人間も家畜化ってことだ
3 産業革命で人間は物質的には豊かになったけど感じる幸せはたいして変わらない
それは環境にすぐなれちゃうから
4 今後遺伝子革命は絶対止められない
何万年もかかってちょっと変わっただけで大騒ぎなのに
ちょっといじればあっというまに今までの人類と違う人類が誕生する
今の人間もすぐ過去の人間になるけど
新しい人間もすぐ過去の人間だ
さてどうなるか
37名無し募集中。。。2019/05/11(土) 18:26:41.190
有袋類の楽園だった南北アメリカではそれ以外の哺乳類が侵入した途端に有袋類が死に絶えました
よくある話でヤンス
38名無し募集中。。。2019/05/11(土) 19:46:39.740
オーストラリアって占領されるまで哺乳類いなかったとかなの?