147の素敵な(pc?) (7級)2019/04/01(月) 17:24:23.17
ドイツのホームセンター、ホルンバッハ(HORNBACH)の「春の香り」というCMが、アジア人蔑視だと物議を醸している。
CMでは、農作業をする白人男性の使用済み下着が自動販売機で売られ、アジア系の女性が購入して匂いを嗅いで喜ぶ、という
内容。
最後には「これが春の香り」という文言が付く。
下着のパッケージが流れるベルトコンベアには「春の匂い」と日本語で書かれている。
CMはまず、どこかの農村の風景で始まる。
白人男性が農作業をし、そこに研究員らしき白衣を着た男性が2人現れる。
白衣の男性たちは、農作業をする泥と汗にまみれた男性のシャツやパンツをしかめ面で回収。
その汚れた下着類はパッキングされ、ベルトコンベアに乗せられていく。そこには日本語で「春の匂い」と書かれているのだ。
そして場面はビルが建ちコンクリートに囲まれた薄暗い都市に移る。
自動販売機の前に立つおかっぱ髪のスーツを着た女性が、自販機のボタンを押し、汚れた下着類のパッケージを手に取る。
それを開くと、女性は恍惚とした表情になり、何度も匂いを嗅ぐ。
最後には、日本のアダルトコンテンツのアニメや漫画で「女性が性的な快楽に溺れているときの顔」として表現される「アへ
顔」によく似た表情を見せて終わる。
広告キャンペーンの即時中止を求め、署名活動が始まる
ホルンバッハは、3月15日に公式Twitterで「春の香りはいかが?」とコメントを付けてCM動画を投稿。
流れ始めた当初から、韓国や中国のネットユーザーから「気持ち悪い」「人種差別だ」といった非難が上がった。
日本でも、3月下旬ごろから周知され始めTwitter上では「明らかな日本人に対する揶揄であり人種差別」「愚劣極まりない」
といった声が出ている。
こうした声を受け、3月28日には、ドイツ・ケルン在住の韓国人男性、カン・ソンウンさんがこのCMに強い違和感を持ち、取り
下げを求めて署名活動を始めた。
カンさんはハフポスト日本版の取材に対し「これは、日本や韓国など、ある特定の国だけに対する問題ではないと思う」と
語った。
アジア系女性が喜んで白人男性の使用済み下着を買い求め、匂いを嗅ぐという奇行が描かれたCMが流れることは「アジア系女
性にとっては、日常生活に危害が加わっている状態だ」と指摘。
ドイツ社会において、アジア系はマイノリティであり、アジアは遠い国々だ。
白人男性や白人女性であれば、個人としての背景や内容が重視されるが、アジア系であれば国籍や背景を問わず「アジア」と
してひとくくりになることもしばしばある。
そして、アジア系女性に対するステレオタイプによるセクシュアルハラスメントも根深い問題だ。
「このCMは、そうした偏見を助長しかねない」という。
カンさんは「自らのアイデンティティがアジア系であるかどうかに関わらず、特定の誰かを侮辱し、それがターゲットとなる
顧客(視聴者)を喜ばせる、という道具にしているのは非常に危険なキャンペーン。そしてアジア系女性は、女性蔑視と人種
差別、二重の差別を受けている」と話す。
日本の「ブルセラ」のパロディという意見に問題の深刻さを感じた
またこの広告を制作したHEIMATに所属するクリエイティブディレクターは、ドイツで広告・マーケティングの情報サイト
「HORIZONT」にCMについて聞かれ「日本の自動販売機の文化をもとにしている。性別の役をひっくり返したにすぎない。男性
が若い女性から中古の下着(スリップ)を買っているという『都市伝説』を、いまは女性が男性の中古のシャツを買う、と変
えている」と語った。
また、CMのアジア系女性について「この主人公を侮辱的に描いた意図はない。むしろ自販機はすべての人のためにあるものな
のだ。これは多民族が住むディストピアで、自己決定をする女性を表現している」などと説明している。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c9f8ceee4b0bc0daca96699
画像
CM動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z3iNXwHBKoI
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CMでは、農作業をする白人男性の使用済み下着が自動販売機で売られ、アジア系の女性が購入して匂いを嗅いで喜ぶ、という
内容。
最後には「これが春の香り」という文言が付く。
下着のパッケージが流れるベルトコンベアには「春の匂い」と日本語で書かれている。
CMはまず、どこかの農村の風景で始まる。
白人男性が農作業をし、そこに研究員らしき白衣を着た男性が2人現れる。
白衣の男性たちは、農作業をする泥と汗にまみれた男性のシャツやパンツをしかめ面で回収。
その汚れた下着類はパッキングされ、ベルトコンベアに乗せられていく。そこには日本語で「春の匂い」と書かれているのだ。
そして場面はビルが建ちコンクリートに囲まれた薄暗い都市に移る。
自動販売機の前に立つおかっぱ髪のスーツを着た女性が、自販機のボタンを押し、汚れた下着類のパッケージを手に取る。
それを開くと、女性は恍惚とした表情になり、何度も匂いを嗅ぐ。
最後には、日本のアダルトコンテンツのアニメや漫画で「女性が性的な快楽に溺れているときの顔」として表現される「アへ
顔」によく似た表情を見せて終わる。
広告キャンペーンの即時中止を求め、署名活動が始まる
ホルンバッハは、3月15日に公式Twitterで「春の香りはいかが?」とコメントを付けてCM動画を投稿。
流れ始めた当初から、韓国や中国のネットユーザーから「気持ち悪い」「人種差別だ」といった非難が上がった。
日本でも、3月下旬ごろから周知され始めTwitter上では「明らかな日本人に対する揶揄であり人種差別」「愚劣極まりない」
といった声が出ている。
こうした声を受け、3月28日には、ドイツ・ケルン在住の韓国人男性、カン・ソンウンさんがこのCMに強い違和感を持ち、取り
下げを求めて署名活動を始めた。
カンさんはハフポスト日本版の取材に対し「これは、日本や韓国など、ある特定の国だけに対する問題ではないと思う」と
語った。
アジア系女性が喜んで白人男性の使用済み下着を買い求め、匂いを嗅ぐという奇行が描かれたCMが流れることは「アジア系女
性にとっては、日常生活に危害が加わっている状態だ」と指摘。
ドイツ社会において、アジア系はマイノリティであり、アジアは遠い国々だ。
白人男性や白人女性であれば、個人としての背景や内容が重視されるが、アジア系であれば国籍や背景を問わず「アジア」と
してひとくくりになることもしばしばある。
そして、アジア系女性に対するステレオタイプによるセクシュアルハラスメントも根深い問題だ。
「このCMは、そうした偏見を助長しかねない」という。
カンさんは「自らのアイデンティティがアジア系であるかどうかに関わらず、特定の誰かを侮辱し、それがターゲットとなる
顧客(視聴者)を喜ばせる、という道具にしているのは非常に危険なキャンペーン。そしてアジア系女性は、女性蔑視と人種
差別、二重の差別を受けている」と話す。
日本の「ブルセラ」のパロディという意見に問題の深刻さを感じた
またこの広告を制作したHEIMATに所属するクリエイティブディレクターは、ドイツで広告・マーケティングの情報サイト
「HORIZONT」にCMについて聞かれ「日本の自動販売機の文化をもとにしている。性別の役をひっくり返したにすぎない。男性
が若い女性から中古の下着(スリップ)を買っているという『都市伝説』を、いまは女性が男性の中古のシャツを買う、と変
えている」と語った。
また、CMのアジア系女性について「この主人公を侮辱的に描いた意図はない。むしろ自販機はすべての人のためにあるものな
のだ。これは多民族が住むディストピアで、自己決定をする女性を表現している」などと説明している。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c9f8ceee4b0bc0daca96699
画像

CM動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z3iNXwHBKoI
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